ゆきしめ成長記

育児・家づくり・いろいろなことを漫画や文章や写真で綴るブログです。

眠い・空腹・トイレ行きたい時に機嫌が悪すぎて困る!理由と対策

子どもの機嫌が悪くなると困りますよね。

 

特に、お腹すいたとき、眠いとき、排泄したいとき、暑いときは、普段と別人のように機嫌が悪くなることってありませんか?

そんな時、さらに癇癪を起こしてしまうと、手が付けられなくなってしまい、本当に困りますね。

 

今回は、お腹すいたとき、眠いとき、排泄したいとき、暑いときに機嫌が悪くなる理由と、対策をお伝えします。

 

 

なぜ機嫌が悪くなる?…生理現象と性格なんだな。

 

お腹すいたとき、眠いとき、トイレに行きたいとき、暑いとき。


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大人でも不快ですよね。

 

これらは人間の生理的欲求というものに当てはまります。

 

生理的欲求とは、人が生きるために必要な欲求のこと。

 

生きるための欲求とわかると、機嫌が悪くなってしまうのも頷けますね。

 

快適に生きるために、機嫌が悪くなるのですね。

 

我が家の長女も、普段は大人しいのですが、生理的欲求不満になると、癇癪を起こし、手がつけられませんでした。

 

 

機嫌が悪くなって手がつけられなくなるタイプの子は?

 

次女は、長女のように機嫌が悪くならないタイプなので、一緒にいてとても気楽です。


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長女や、周りの手がつけられなくなってしまうタイプの子を見いて思うのですが、生理的欲求から機嫌が悪くなりやすい子というのは、そういう気質なのだと思います。

ひとつの個性ですね。

 

怒りのコントロールが苦手だったり、

気持ちの切り替えが苦手だったりするようにも見えます。

 

大人でもコントロールが難しい部分なので、寄り添って解決してあげたいですね。

 

 

機嫌が悪くなるのになぜ寝ない?

中でも厄介なのが、眠いときではないでしょうか。

眠くて眠くて仕方がなくて、機嫌が悪いのに寝ない。


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機嫌が悪くなるくらいなら寝れば良いのに寝ない。寝られない。

 

この理不尽さは子どもならではだと思います。

(大抵の大人は隙があれば寝たいですからね)

 

寝なくて機嫌悪い現象は、赤ちゃんの時からはじまって、小学校くらいには落ち着く子が多いようです。

 

こども心には

まだ寝たくない

まだ遊びたい

寝るときのその場にいないといけない感じがイヤ(自由がきかない)

寝るのが怖い(怖い夢を見た、おちる感覚が怖い など)

寝るのが悔しい(寝なさいと言われて従うのがイヤ)

などの心境を抱えているようです。

 

私も、かつて眠くなると機嫌が悪くなる子どもでした。

幼い頃のことは覚えていませんが、物心ついたときに参列した祖父のお葬式をきっかけに、「寝るのが怖いタイプになってしまいました。

寝ると死んでしまう気がしていたのです。

 

トイレについても、行かなくて機嫌が悪くなる子でした。

言われると行きたくなくなってしまう。

言われてから行くのが悔しかったんですよね。

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あまのじゃく精神ですね。

母には苦労を掛けたと思います。

成長してから「あの時はほんとに大変だった」と何度か言われました。

 

 

対策は先回り・打ち明ける・リズムを守る・気にしない

 

機嫌が悪くなると手が付けられない子と生活する中では、如何に機嫌を悪くしないかに神経を使うわけです。

 

疲れますね。

 

機嫌を損ねやすくても、機嫌が悪くなると手が付けられなくても、大切な家族です。

自分も子どもも、気持ちよく生きていくためにできることを考えました。

 

 

①先回りする

機嫌が悪くなりやすい子どもと暮らしていると、いつ・どんなことで機嫌が悪くなるのかポイントがわかるようになってきます。

例えば、我が家の場合は以下のようなことです。

 

・新品のもののタグは勝手に切らない。切る前に聞く

・おやつのお菓子は選ばせる

・物を勝手に片づけない。片づける前に聞く

・食事に使う食器は自分で選ばせる

・姉妹に何か与えるとき、差をつけず全く同じものにする。もしくは事前に何がいいか聞く

 

機嫌が悪くなりそうな芽を見つけたら、先回りしてに摘み取ってしまう。 


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あまり気を張ると疲れるので、ムリせずできる限り摘み取ります。

摘み取れなかった分は、仕方ないです。

感情のコントロールの練習をさせる、いい機会になります。

 

 

②話す

親の立場では「理解できない!」「なんでそんなにすぐ機嫌を損ねるんだ」と怒り、抑えつけることもできます。

 

でも、できれば、歩み寄って、少しでも落ち着けるように手を貸してあげたいですね。

 

…いや、できないこともあるんですよね。

機嫌を損ねると聞く耳を持ちませんから。

  

普段、機嫌がよく、穏やかな時に話しましょう。


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「ご機嫌でいてくれると嬉しい旨」

「すごい勢いで怒るのでみんな困っている旨」

 「機嫌が悪くなるのは仕方ないけど、皆が悲しい気持ちになる旨」

すぐには改善しませんが、続けていくと徐々に気がついてくれるようになります。

 

 

③リズムを守る

手が付けられないくらい機嫌が悪くなる時というのは、以下の状況が多いです。

・疲れすぎている

・いつも寝ている時間に起きている

・ご飯の時間が遅くなる

・排泄のタイミングを逃した

機嫌が悪くなりやすい 子どもとの生活は、生活リズムがとても重要になってきます。

 

なるべくリズムが乱れないように、親は四苦八苦しますが、無理のない範囲で対応できるといいですね。

 

 

機嫌が悪くなった時の対応は?

生理的欲求で機嫌が悪くなる状態というのは、ブスッとすねたり、癇癪を起こしたりします。

そんな時の対応についてお伝えします。

 

 

①気にしない

機嫌が悪い原因が、「眠い」だったり「お腹すいた」だったりするのがわかっていると、冷静になれるものです。

あぁ、眠いんだな。と。

 

ここで説得しては見当違いですし、「眠いんだね」などと声を掛けてもヒートアップする確率が高いです。


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でも、とりあえず「眠いんだね」くらいは言ってあげましょうか。

その後は見守りましょう。


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そのうち寝てしまっても、そんな日もあるさ。


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寝かせてあげてもいいかもしれません。

(連日だと困りますけどね。)

その辺りのさじ加減は親の見極めで。

(私は連日になると、1時間くらい寝かせて頑張って起こしていました)

 

 

②寄り添う、共感する、抱きしめる

癇癪を起こしている時はできませんが、すねている時は受け入れられることがある方法です。

「あれがイヤだったね」

「いつも頑張っていてえらいよね」

「ちょっと疲れちゃったかな」

「お腹すいちゃったよね」

と優しく寄り添います。

そして、できれば抱きしめる。

ヒートアップすることもありますが、

「わかってくれた」という嬉しい気持ちは子どもの中に残ります。

 

 

③要望に応える

機嫌が悪い理由が、「眠い」だったり「お腹すいた」だったり、わかる場合には、要望に応えてしまうのも手です。

例えば、「お腹すいた」だったら、少しおやつをあげてしまう。

 

食事前で気になるようだったら、前倒しでおかずやおにぎりなどをあげてしまう。

 

「眠い」だったら、寝かせてしまう。

などです。

 

機嫌がわるくなっている子どもを見ると、「まだご飯の時間じゃないから」

「まだ寝かせる時間じゃないから」

「生活リズムが乱れるから」

と親も頑張ってしまいがちですが、そこは大切にしたいものと、子どもと自分が現に苦しんでいることを天秤にかけて検討してみてください。

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私はいつもいつも妥協してしまいます。

 

 

大人でも機嫌が悪くなっちゃう人は?

大人でも、生理的欲求が満たされないと機嫌が悪くなってしまう人がいますよね。

 

これは完全なる甘えんぼうです。

 

感情のコントロールができない要注意人物とも言えるでしょう。

 

実は私もこのタイプでした。

眠いときとお腹すいたときが辛い。

イライラした態度が外に出てしまう。

ある時、夫が注意してくれて気づきました。


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そして、恥ずかしくなって改めることができました。

それから、生理的欲求からくる不機嫌は意識して抑えられるようになりました。

 

(眠いとき子どもに起こされると辛いですが。

)

 

生理的欲求でイライラして、周りに迷惑をかける大人は甘えんぼうです。

優しい誰かに言ってもらうまで、その恥ずかしさに気づいていないこともあります。

 

気づかせるのって難しいですよね。

配偶者やパートナーや家族だったら、ハッキリ言って直してあげた方がその人の為になります。

 

 そんなに親しくない人だったら、、できるだけ距離をおいて、改善を願いましょうか…

そんな大人イヤですね。

 

長女しめも、そんな風に周りに迷惑をかけないようにしてもらいたいものです。

 

 

今回は、生理的欲求からくる子ども(と甘えん坊の大人)の不機嫌についてお伝えしました。

 

長女がイヤイヤ期になってから6歳くらいまでの日記メモを見ながらこの記事を書いたのですが、今思うとなかなかしんどい日々でした。

 

感情のコントロールができず、激しい気性を持った子と過ごすのは本当に大変ですが、そのうちきっと落ち着きます。

 

そんなしんどい日々も大切な宝物になるかもしれません。

寄り添い見守り、楽しい育児ができるといいですね!