困った赤ちゃん返り。いつまで続く?理由は構って欲しいから?
下の子が産まれると、決まって言われることがあります。
「赤ちゃん返りした?」
「赤ちゃん返り大変でしょ~」
そう、赤ちゃん返り関連。
幅広い世代の方に言われることなので、子育て経験者からすると下の子できる=上の子の赤ちゃん返りという認識があるのかもしれませんね。
今回は、赤ちゃん返りとはそもそも何なのか?ということから、赤ちゃん返りをしてしまう原因、赤ちゃん返りをする期間についてお伝えします。
我が家の長女のしめは、次女がお腹にできて私の身体に変化が現れたころから赤ちゃん返りをしました。
その際の様子についてもお伝えします。
下の子が生まれて大変なのに、上の子も赤ちゃんになってしまうと本当に大変ですよね。
この記事を読んで、少しでも気持ちが楽になってくれる人がいますように。
願いを込めて書きました。
赤ちゃん返りとは?
赤ちゃん返りとは、一般的には以下のことを言うようです。
・今までできていたことができなくなる
・スキンシップを求めてくる(特におっぱい関連)
・極端に甘えてくる
・聞き分けが悪くなる
・寝つきが悪くなる
赤ちゃんにかえっちゃうということですね。
赤ちゃん行為をする対象はお母さんであることが多いようですが、一番甘えたい相手に対して行われます。
幼稚園など、外ではいつも通りしっかり者で過ごして、家で盛大に赤ちゃん返りをする。なんてこともあります。
赤ちゃん返りの期間は?
赤ちゃん返りのきっかけや期間は人それぞれ。
きっかけとして多いのは、やはり兄弟関連です。
兄弟が増えた、兄弟の体調が悪いなど、自分に興味をひかせるために行われます。
環境の変化によるストレスでなることが多いようです。
理由がさまざまなだけに、期間もさまざま。
変化した環境に慣れるまで。
と言えます。
我が家のしめに関しては、2才2ケ月から3才1ケ月まで赤ちゃん返りがしんどいなぁ~と感じました。
3才1ケ月までにおきた様々なきっかけで赤ちゃん返りはフェードアウトすることになります。
そのきっかけに関しては後ほどお伝えしますね。
我が家の赤ちゃん返り4つのパターン
しめがやていた赤ちゃん返りのパターンをお伝えします。
バブー現象①おっぱい好きになる
卒乳から約半年が経とうとしていましたが、しめはおっぱい好きになりました。
おっぱいを飲みたがるわけではなく、おっぱいを触ったり顔をスリスリして愛しく思っている様子でした。
2才くらいの子はだいたいおっぱい好きですよね。
赤ちゃん返りだったのか、年齢的なものなのか、はたまた両方かは謎ですが、1度興味をなくしたおっぱい熱がよみがえった時期でした。
バブー現象②まとわりついてくる
月齢7ケ月のハイハイの頃にピークを迎えた後追い。徐々にフェードアウトして終息を迎えたと思ったところ2才3ケ月頃に、またトイレまで付いてきてずーっと抱っこをせがむようになりました。
この時の私は臨月で、座りながらの抱っこもなかなかハード。
抱きしめることでなんとかその場を凌ぎました。
実家に里帰りした2才4ケ月頃には、常にしめを誰かが相手してくれる環境でしたので、私に対するまとわりつきは終息しました。
バブー現象③何も出来なくなる(赤ちゃんになる)
なっつ誕生後に見られた光景で、なっつが寝た後などに宣言通り赤ちゃんになっていました。
まさに赤ちゃん返り!
赤ちゃんになるとゴロンしたまま何もできなくなってしまいます。
一生懸命赤ちゃんになっている感じがなんとも可愛くて、この時は思い切り赤ちゃん扱いしてあげました。
ここまで潔く赤ちゃんになってくれると赤ちゃん返りも楽しかったですね。
バブー④「赤ちゃん」と言われると喜ぶ
こちらもなっつ誕生後に見られ、赤ちゃんと呼ばれたくて仕方が無い様子でした。
赤ちゃんと呼ぶと喜ぶ不思議な子でした。
どうして赤ちゃん返りする?考えられる理由
環境の変化によって赤ちゃんになってしまうということはお伝えしましたが、もっと詳しく原因を考えました。
赤ちゃん返りする理由は、赤ちゃんに返った長女の行動を見ているとわかりました。
①構って欲しい
しめの赤ちゃん返りがひどくなったのは、妊娠後期に差し掛かり、私の身体が思うように動かなくなった頃でした。
妊娠後期は、パワフル2歳児には付き合いきれません。
ママが今までみたいに動いてくれない。
ママの身体の形がなんか変になってきた!
変化に対する寂しさや戸惑いがあったのでしょう。
また、今まで家庭内の全ての人の視線を一身に受けていたしめは、
なっつという妹の誕生で、一身に受けていた視線は半分以上…いや、ほぼ全てをなっつに持って行かれることになりました。
上の子の辛いところですね。
構ってほしいから赤ちゃん返り
というのは、中学生の子にもおこるそうです。
ママや家族は大変な時期ですが、やはり愛情は上の子に意識してかけるべきですね。
②不安
下の子が産まれるということは、上の子からするとママが愛人を連れてきて一緒に暮らしはじめる状況。
というお話を聞いたことがあります。
2才のしめの様子を見ていると、納得でした。
みんなで下の子に注目していると、少し悲しそうな表情をしたり、割って入ったりしてみることも。
眠くなると本音が出てしまうシーンもありました。
不安だよね。
③赤ちゃんごっこがしたい
突如家に広がる赤ちゃんグッズと、突然現れた本物の赤ちゃん。
こうなると赤ちゃんごっこがしたくなるのがサガというものでしょう。
赤ちゃん返りよりも余裕を感じられるものは、赤ちゃんごっことみなしました。
④やりたくない言い訳
2才になると、いろいろなことが
ひとりでできるようになりますよね。
代表的なものでお着替え、お片付け、食事が挙げられるのですが、しめは赤ちゃん返りすることでこれらのことをやりたがらなくなりました。
赤ちゃんはなんでもやってもらえる姿を見ているものですから、そういう発想に至るのは仕方ないかもしれませんね。
2人の赤ちゃんのお世話は大変でしたが、一時的なものと捉えて、なるべく赤ちゃんモードになってしまった際には、お世話をするようにしました。
赤ちゃん返りはどうやって終わった?
可愛くてしんどい赤ちゃん返りですが、我が家ではしめが3才1ケ月になる頃には終息を迎えます。
トータル約1年の期間しめは赤ちゃんだったわけですが、終息のきっかけになったと思われる3つの出来事を紹介します。
①お姉ちゃんになった
人に優しくしたり
ひとりでできることが増えたり
お姉さんな行動をすると
みんなが誉めてくれる!
喜んでくれる!
気持ちいい!
という経験をたくさん積んだしめは、だんだんと行動の割合が
お姉さんなワタシ>赤ちゃんなワタシ
に変化していき、3才1ケ月を迎える頃にはすっかり赤ちゃんではなくなって、ステキなお姉さんになっていました。
②幼稚園が目前に!
しめが2才9ケ月になる頃、幼稚園の入園が決まりました。
同時に始まったのが、プレ幼稚園。
それから間もなく習い事の体操もはじめ、生活スタイルが徐々に幼稚園生に近くなりました。
生活が変わり、刺激を受けたしめは、だんだんとお姉さんになっていきました。
③エルサになった
2014年以降、2才~未就学児くらいの女の子のカリスマと言えば
エルサさんですね。
しめも例外なくアナ雪にどはまりしました。
もうエルサになりたくて仕方がないしめは、赤ちゃんになることをやめたのでした。
赤ちゃん返りをした長女しめの様子と、原因、赤ちゃん返りが終わった理由についてお伝えしました。
ちょっと困る赤ちゃん返りも、今思うと愛しい成長過程です。
余裕を持って楽しみながら乗り越えられるといいですね!