イヤイヤ期っていつからいつまで?乗り越えるための7の対応方法
いやいや期っていつからいつまで?ピークは2才
イヤイヤ期は、早い子で1才4ヶ月くらいから始まります。
2才をピークに、だいたい4才くらいまでには落ち着くようです。
ちなみに、我が家の娘たちは次のような感じでした。
・長女しめ 1歳半~3才後半(以降6才まで時折かんしゃくを起こす)
・次女なっつ 1歳10ケ月~2才半(以降赤ちゃん返り)
長女しめはなかなか長期戦で、かつ性格も頑固で大変でした。2才3ヶ月をピークに、4才になる頃には「なぜなに期」にシフト。
落ち着きましたが、6才になるまで激しいかんしゃく持ちでした。
なっつはイヤイヤ期がどんなものか知っていたので、うるさかったですがそこまで気にならず。かんしゃくもなく、比較的穏やかに思えました。
ただ、なにせ声がでかい。
泣かれると、とんでもないです。
ちなみに長男しゅしゅはただいま1才5ヶ月ですが、若干の自我の芽生えはあるもののまだまだ天使です。
同じ姉弟でも期間や激しさには個人差があることがわかりました。
いやいや期を乗り越えるための7つの対応方法
いやいや期って大変です。
いやいや期休暇があってもいいのでは?と思うくらい。
そして、基本的にどうしようもないと思いますが、目の前で起きるイヤイヤの嵐にどう対応するかが毎日を過ごすテーマになってくるでしょう。
できる限りの7つの対応方法をお伝えします。
①余裕を持つ
何事においても、余裕って大事です。
イヤイヤ期間は、できれば仕事も家事もセーブできるといいですね。
割り切って何かをあきらめるか、人に頼るなどして、いつでも心に余裕があるようにしましょう。
私は長女の時は妊娠9ケ月だったので、仕事はセーブしていました。
家事も洗濯と皿洗いと、簡単なご飯の準備くらいしかしませんでした。
ご飯はほぼインスタントやお惣菜になってしまっていました。
②共感、説明
イヤイヤが始まったらとりあえず
「そうだよね。イヤだよね」
とか
「うんうん。イヤなのね」
など、優しく受け止めます。
そして、なぜそれをするべきなのか(すると得られる利益)、それをしないとどうなるのか(しないと降りかかる不利益)を説明しましょう。
例えば、オムツを替えるのを嫌がった時。
オムツは替えるとスッキリしますね。
気持ちいいですし、おしりがきれいになります。
替えないと、おしりがかゆくなります。かぶれて痛くなったりもします。それから、臭いですね。
かぶれると寝るのも辛くなるでしょう。座るのも痛い。
お部屋もどんどん臭くなります。
そんなことを、共感を交えつつ教えてあげましょう。
できれば手を握ったり、ハグしてあげながら。
激しい子はここで振り切って逃げていったりしますね。
たいていの場合、これではわかってくれませんし、おさまるわけがありません。
でも、この過程で共感を子どもに伝えられますよ。
たぶん。
ひとまず、親に向き合ってもらえた!という達成感があると思います。
絵本で説明したり、自ら紙芝居を作ったりしてもいいですね。
③楽しい感じで提案をしてみる
言うことを聞いてくれない時は、言い方を変えて提案してみます。
例えば、お風呂だったら「このおもちゃお水に濡らして遊ぶ?!」とか「ママお風呂で遊ぶけど、一緒にどう?」とか。
たいてい誘いに乗ってくれませんが、言い方を変えると乗ってくれたりします。
あと、人をかえてみるのも効果的です。
パパがダメならママ。
ママがダメならババ。
のように。
これは、核家族は難しいですよね。
長女しめは、帰省中、ババの言うことはよく聞いていました。
④説明して見守る
それでも言うことを聞いてくれない時は、見守ります。
「イヤだよね。わかるよ。ママはここにいるからね。落ち着くまで泣いてていいよ」
と言って、見守りましょう。
どれだけ泣き叫んでいても、そのうち泣き止みます。
寝落ちしてしまうこともあると思いますが、見守りつつ気持ちがおさまるのを待ってあげるのもひとつの手です。
⑤予告しておく
子どもが遊びを切り上げるのは大変なことです。
まして、イヤイヤ期の子どもなんて本当に本当に骨が折れます。
少しでもスムーズに切り上げるためには、予告が効果的です。
公園だったら、
「あと4回、すべり台したら帰ろうね」
とか
お人形遊びだったら、
「赤ちゃんにミルクあげたら1回おやすみさせて、ご飯食べようか」
などです。
大人でも、楽しいことをしていて突然
「はい!おしまーい!」
と言われると残念な気持ちになりますよね。
前もって言っておいて、約束することで、残念さが緩和されます。
⑥言うとおりにさせてみる
精神を削られ、対応するのもイヤになる時もあるでしょう。
ひとまず言うとおりにさせて、戦わないのも手です。
ご飯を食べないと言ったら、ひとまず食べさせないでみる。
お風呂に入りたくないと言ったら、入らせないでみる。
ケガをしたり、人を悲しませたり、死ななければとりあえず言うとおりにさせてみる。
そんな日もあっていいと思います。
(お外の場合は社会的ルールも守らないとダメですね。お出かけも大変ですね。)
譲れない部分は戦わなくてはいけないですけどね。
私は、テーブルに乗ったり、夜まで公園にいることはどうしても許せませんでした。
そのかわり、服を脱ぎたくないと言われたので、服のままお風呂に入れたことがあります。
奥義 耳をふさぎ、深呼吸
かんしゃくを起こした際のギャーギャーという叫び声。
ずっと聞いていると頭がおかしくなりそうになりますよね。
そんな時は、耳をふさいで、目を閉じて、深くゆっくり10回呼吸しましょう。
突発的に怒鳴ってしまったり、手を出してしまうと事態は悪化します。
トイレに行ってみたり、部屋を変えてもいいかもしれません。
まずは大人が落ち着くこと。
少し余裕を取り戻せたら、また頑張りましょう。
私はよくトイレに閉じこもっていました。
プチ逃避をするときは、必ず子どもの安全を確保するのをお忘れなく!!
奥義弐の型 無理矢理
どうしても言うことを聞かなかったり、社会的ルールを守れなかったり、危険なことをしたがるようだったら、仕方がありません。
大人の力で無理矢理実行させましょう。
暴れるかもしれませんが、頑張って抑えつけます。
大人も辛いですが、ここで怒鳴ったりしないように。
「イヤだよね~」
「はいはいはーい」
と口先では共感する姿勢が大切です。
全力で暴れてくるときがあるので、こちらも全力で避けましょう。
私は暴れたり、ぶったりしてくるのがどうしても許せなかったので、危ない!たたくのはいけない!!と教えながら頑張ってました。
イヤイヤ期の期間と、対応方法についてお伝えしました。
辛いイヤイヤ期も、いつかきっと終わります!(また次の壁が立ちはだかるのですが)
乗り越えた時の成長には、とても感動するものです。
私はイヤイヤ期の終盤に、しめの「うん」を何年かぶりに聞いたとき、奇跡っておこるんだ!!と素で思いました。
それくらい乗り越えるのは大変な事ですし、不安に思うことや辛いこともたくさんある時期だと思います。
どうか1人で抱えずに、できるだけ多くの人とこの辛い時期をシェアして乗り越えられるといいですね!