激しいイヤイヤ期に戸惑った!困った!11の対応方法
1歳~4歳の子に訪れると言われている第一次反抗期。
イヤイヤ期とも呼ばれ、大人の要求を必ずと言っていいほど
「いや!」
と蹴散らせてくれますね。
原因は自我の芽生えと言われていますが、
成長が嬉しい反面、そんなことも言っていられないほど、大変な毎日になるという方も少なくないと思います。
長女しめのイヤイヤ期は、1才半~4才くらい。
ピークは、2才3ヶ月でした。
記録マニアと言って良いほど日ごろから記録を付けまくっていた私ですが、2才3ヶ月の育児記録については極端に少なくなっています。
妊娠9ヶ月目ということもあり、記録を付けておくのも大変な日々でした。
今回は、イヤイヤ期に戸惑ったことと11の対応方法をお伝えします。
戸惑い①最高に意味不明
子供の要求にはまず共感しましょう
育児指南でよく見かける言葉ですね。
子供の自己肯定力を高めるために大切だそうです。
私も日頃意識していましたが、イヤイヤ期のピークは、これができないほど要求が意味不明な時期でした。
この服装で公園へ行きたいと言い出したり。
歯磨き粉の量を底なしに要求してきたり。
いろいろありましたが、今になって書き出してみると可愛いですね!(親ばか)
とりあえず要求内容に意味を求めたらいけないということを学びました。
☆意味不明な要求への対応方法!
要求の意味を深く考えず、簡潔に『無理なものは無理である』旨を伝える。
ある程度説得したらあとは自分で考えさせて、親は家事などを始めてしまった方が我が家の場合はよかったです。
戸惑い②折れない
とにかく折れなくなりました。
今までは
無理な要求➡断る➡泣く➡ある程度待つとコロッと別のことに気が行ったりしてくれたのですが、この時期からはとにかく折れない。
この折れなくなったことが1番強烈だったと感じる理由かもしれません。
あの服装で公園に行きたがった時も、結局泣きながら洗面所に立てこもり、2時間くらいして寝落ちする結末を迎えました。
(そのままお昼寝したので結局公園には行かず。
アンパンマンとブランケットなどは、泣きながら集めた立てこもりグッズです)
私もこの時期は、共感してみたり、説得をし続けたり、怒ってみたりと折れないしめに正面から向き合ったりしたのですが…
まさに消耗戦でした。
☆折れない時の対応方法!
延々と付き合っているとこちらが疲れ果てるので、「ママ、もう付き合いきれないから応えないね。」と放っておくのもひとつの手段だと思います。
結局何をしても折れないのですが。
戸惑いその③まとわりつきがすごい
妊娠9ヶ月になるとお腹がすごく迫り出してきます。
しめも、私のそんな変化に敏感に反応したのか…
時期的なものなのか…
思いつくとこんな感じでした。
おとなしく一人遊びしているのは、食後の15分くらいだった
と記録には残っています。
あとは抱っこちゃんになっているか、泣いているか…
妊娠9ヶ月なので、出来る限り抱っこしてあげたかったのですが、事情を説明して拒んだりもしていました。
この時の私は
しめの要求には出来る限り応えたい!
泣かせたくない!
の気持ちが大きかったので…
自分が抱っこしてあげられない という理由で泣かれるのは心に応えましたし、抱っこし続けるのも体に応えました。
☆まとわりつきがひどい時の対応方法!
できる限りぎゅーしてあげる。
しかし、できない場合は仕方ない。
「ちょっと疲れちゃったんだ。ゴメンね」と言って、一息入れましょう。
実家等に避難するのもアリです。
戸惑い④いっぱい欲しがる
イヤイヤピーク時は
「ひとつだけ」
「ちょっとだけだよ」
という表現が大嫌いで、このフレーズを口にしよう物なら大騒ぎでした。
ペットに入ってる分、全てをコップに入れたい。
とにかく全部だしたい。
それでいて全部食べない。
袋に入ったアメを全部食べたくて、なぜか朝から床に全部飴をばらまいたこともありました。
困ったものですね。
☆いっぱい欲しがる時の対応方法!
「いっぱいあげられないんだよ。お腹痛くなっちゃうから」
などと説明をしましょう。
たいていの場合それで落ち着きませんが、できるだけ説明をしたら、様子を見守りましょう。
ここで途中で折れると、泣けばもらえると思ってしまいます。
グッと我慢しましょう。
しめは、30分ほど泣くと落ち着いて、
「うーちゃんあめいるーーって(笑)」
訳しめちゃんあめいるーって泣いてたよねー(笑)
と自分を笑ったりしていました。
戸惑い⑤元に戻せの要求
☆元に戻せと言う時の対応方法!
例えば、食べ物を小さくしたことを怒った場合、
「この方が食べやすいと思ったんだ」
と、小さくした理由を説明します。
「戻して~」
と言われたら、
「そうだよね。戻したいよね。でも、もうこれしかないから戻せないんだ」
と共感しつつ、戻せない旨を説明します。
「新しいの~」
とか
「買ってきて~」
などと言い出すかもしれません。
そこで新しいのを出してあげるか、買ってきてあげるかは大人の判断によります。
新しいのを出してあげれば、落ち着くかもしれませんし、
「意見を聞いてくれた!」
と満足するかもしれません。
新しいのなんて、そんなことは許されない!
と大人が思うのであれば、泣き止むまで
「ほしいよね~でも無理なんだよね」
と見守りましょう。
戸惑い⑥返してくれない、貸してくれない
しめがイヤイヤ期の時、次女なっつは0歳児でした。
しめは、なっつのお世話グッズを囲い込み、返してくれませんでした。
このハウス内の物はお友だちにも絶対貸せないので、お友だちが来るときはトラブル防止のために隠していました。
☆返してくれない、貸してくれない時の対応方法!
返してほしい時は
「これは、なっつのだから返してくれない?」
「これがないと困っちゃうの」
と聞いてみました。
しかし、返してくれるわけもなく。
余程代えが効かない物意外は、使わせてあげるのもいいと思います。
イヤイヤ期というより、下の子に対する嫉妬心からくる行動だと思うので。
お友達におもちゃが貸せない場合、どうしても貸さなければいけないような状況になった時は、お友だちと我が子、両方に説明するといいようです。
まず、お友だちに
「これは、しめの大切な物みたいだから今は貸してあげられなくてごめんね。ちょっと待っててくれるかな?」
と言うように伝えます。
我が子には
「もう少し遊んだら、貸してあげることできる?貸してあげられたらかっこいいな」
などと伝えます。
大切なのは、無理矢理
「貸してあげなさい!」
としないこと。
大人だって、貸したくないものありますよね。
それを「貸してあげなさい!」なんて取り上げられたら、辛いですよね。
貸せる気分になるまで、お友だちの気をそらしつつ、待ってあげましょう。
ちょっと大変ですが、あくまで我が子の味方寄りのスタンスでいてあげましょう。
どうしたってイヤイヤ期同士の貸し借りはスムーズにいきません。
こじれると思います。
貸してあげられないような大切なおもちゃは、お友だちがいるときは遊ばない。出さない。見せない。
と事前に固く約束しておくことが大切です。
戸惑い⑦今日行きたい、今行きたい
☆今日行きたいと騒ぐときの対応方法!
我が家では、アンパンマンミュージアムの絵本とDVD。お買い物遊びができるおもちゃを買いました。
ポイントは、騒ぐ前に見せる。遊ばせること。
私も毎日ディズニーランドに行きたかった子どもなので、この辺の気持ちはよくわかります。
母は、ディズニーランドのVHSを買ってくれました。それを見て、すごく行った気になったのを覚えています。
当時のVHS高いんですよね。
よっぽど騒いだのかもしれません。
それとも、母もディズニーランド好きだったので、自分も欲しかったのかもしれませんね。
ともあれ、おもちゃと絵本とDVD作戦で「今日行きたい!今行きたい!」はかなり緩和されましたよ。
戸惑い⑧寝ない
つめきり、くすり、トイレの要求を続け様にしてきて寝ない子でした。
寝ぐずりがひどい。
寝かしつけに2~3時間掛かることもありました。
寝るまで夫と交替しながらなんとか乗り切りましたが、大変でした。
2才5ケ月くらいからだんだん落ち着き、2才9ケ月頃には眠くなると かゆがる程度に落ち着きました。
☆寝ないときの対応方法!
寝ない時は、諦めて自分が寝ちゃう。
もう諦めるしかないです。
余裕があれば対応してあげるものいいですが、
たいていの場合、要求がエスカレートしますし、対応していると長引きます。
「もう寝る時間だから、おしまいね。ねんねしよう!」
とシャットアウトするのがおすすめです。
どうしても寝かしつけの後に起きなければいけない時は、アラームをセットするか、他の大人に起こしてもらいましょう。
戸惑い⑨怒り方がわからない
私は、しめがイヤイヤ期になるまで怒らないママでした。
(いや、今は毎日何かと怒っちゃってますけれども)
しめの行為に対して、怒る必要を感じられなかったためです。
こんな感じでした。
(本当親ばかですみません)
この時期までは怒らなければいけないようなイタズラをしたり、人や物を傷つけたりといったことがなかったためです。
しかし、そんなしめははも
この時期ついにしめに対して
ムカッ!
と来るときが訪れたのですが…
怒っても、余計に激しく泣くだけ。
イヤイヤ期の娘は、怒っている意味を理解していないようでした。
しかも、子どもを怒ったことないママは怒ったことにヘコむ始末。
今思うと、妊娠時期特有の考えすぎのようにも思えますが、怒り方を模索することにストレスを感じておりました。
怒り方がわからない時の対策!
怒りたければ怒ればいいと思う。
悩む必要はなし!だと思います。
人間だもの。
ただし、ただのイヤイヤに対して怒鳴るのは総じていい結果には結びつかないです。
イヤイヤ行為には、共感・説明・距離を置く。これに限ります。
たいていのことは時間が解決してくれるので、あまり重く考えなくても大丈夫だと思います。(3年くらいかかりますけどね!!)
戸惑い⑩泣けてくる
そんなイヤイヤしめちゃんと正面から真剣に向き合っていた妊娠9ヶ月のしめはは。
寝かしつけが終わると
もぬけの殻と化し
夜な夜な涙する日々を送っていました。
今思うと本当に考えすぎだと思います。
妊娠時期特有のメソメソ感も強かったですが、それだけ不安も多く思い詰めていたのでしょう。
☆泣きたい時の対策!
親だって、泣きたければ泣けば良いと思う。
どんどん泣けばいいと思う!
なんだかスッキリするから。
戸惑い⑪ウザアラーム
イヤイヤ期は、緩急つけていろいろな方法でアピールをしてきます。
私が一番うざいなあ。苦手だなあ。と思ったのは、何度も何度も同じ言葉で要求されること。
「ほしいーほしいーほしいようほしいほしいほしいほしい~ほしいーー」
ですとか、
「ままー!ままー!まままままままままま=!」
ですとか。
とアラームのように繰り返し訴えてくるのがとても苦痛でした。
☆ウザアラームの対応方法!
「何回も言わなくてもわかるよ」
「何回言ってもだめなものはだめなんだよ」
と諭しましょう。
それで止まるわけではありませんが。そのうち止まります。
2才11ケ月の時、不利益を説明すると、しばらく間を置いてやめるようになりました。
また、「待っていてね。」と言うと、少しだだをこねるものの、待ってくれるようになりました。
とても成長を感じました。
イヤイヤ期が落ち着いたらなぜなに期にシフトします
イヤイヤ期のピークだと思った理由
この時期が特にきつい!と思った理由は、以下のように考えられます。
私の理由
・妊娠9ヶ月で、身体が思うように動かなかった
要求に応えるために立ち上がるのも億劫でした。
・お腹が大きくなって、寝不足だった
寝不足だと余裕がなくなります。
・特に予定がなく、出かけなくなった
車の運転と仕事をセーブし、人と会う機会も減った時期でした
・風邪をひいた
結局、体調不良に陥ってしばらく実家へ帰ったのでした。
しめの理由(予想)
・ママが動かない
ママのフットワークがすごく重くなりました
・ママのお腹がめっちゃでかい
この頃、お腹がめっちゃでかくなりました
・上手くしゃべれない
複雑化する自分の要求を上手く言葉にできず、泣くしかない
・外に出られず、つまらない。体力も有り余っている
前の月までは毎日のように公園へ連れ出していましたが、困難になってきました。
そんな2人の事情が、この時期に最強の不協和音となって、思い出に刻まれてしまったのだと思います。(と、言ってもそこまで鮮明に覚えていない)
辛かったことを紹介するにあたり、この時期を強調するのは、次の月からは大変さが緩和するためです。
大きな理由は2つ。
・出産に備えて実家へ帰ったこと
・しめの言葉が周囲に伝わるようになったこと
です。
育児はひとりで抱え込んだら全然楽しめませんね。
こうして改めて書き出すと
まとわりつきも、たてこもりも可愛いと思えるのですが
余裕がないと可愛い仕草も、全く可愛いと思えませんものね。
私の場合、イヤイヤに参ってしまったのはそんな余裕の無さが全てだったとも思えます。
イヤイヤ期は、心の余裕がないと対応しきれません。
多くの人は怒鳴ったりもしてしまうでしょう。
どうか無理せず、適度に休めるチャンスを見つけて、少しでも心の余裕を作ってみてください。
1人になれない時、どうしても辛い時は、耳をふさいで深呼吸がおすすめです。
大変ですよね。
今日も生き抜きましょう…!
最後までお付き合いありがとうございました!