出産入院中。上の子の面会とその様子【2歳4ヶ月】
第二子以降の出産では、上の子の存在ほど気がかりなものはないと思います。
特に出産入院中の心配は挙げればきりがありません。
お見舞いに来てもらうか
お見舞いには来させない方がいいのではないか
お見舞いに来た場合すんなり帰ってくれるだろうか
いない間泣いて過ごすのではないか
存在を忘れられてしまわないか
寂しい思いをしないか
夜は寝られるだろうか
トイレに行けるだろうか
ちゃんとご飯を食べるだろうか…
本当きりがないですね。
今回は、そんな気がかりな第二子出産入院中の上の子の様子と面会についてお伝えします。
2人目の出産。上の子への説明はどうする?2才のキミは、入院中の「ママばいばい」をわかってくれるかい?不安を軽くした3つの要因 - ゆきしめ成長記
次女出産時の基本情報
次女出産時の我が家の基本的な情報からお伝えします。
分娩方法・予定帝王切開
出産の日取りが決まっていたので、自然分娩の方よりも準備はしやすかったと思います。
入院期間は九日間でした。
病院・総合病院 私の実家から徒歩5分
近い。とにかく近いので、お見舞いに来やすいです。
上の子の居所・私の実家
しめはこの時2歳4ヶ月でした。
分娩の2週間前に帰省して、実家で見てもらっていました。
夫・土日祝日休み
入退院日と出産当日も有給を有休を取ったので、入院期間中は5日面会に来てくれました。
家族の協力あってこそ成し得た次女の出産でした。
無理のない範囲で面会に来てほしいという旨を家族には伝えていました。
帰りにぐずる時
上の子には面会に来てほしい。
でも帰りは泣かないでほしい。
というのが、私の抱いていたわがままな願いです。
長女しめは、9日間の入院期間中8日間面会に来たのですが、すんなり帰る日もあれば、泣きながら帰る日もありました。
まずは帰る際にぐずった日の様子をお伝えします。
入院初日 盛大に叫びながら帰る
病院に行く時はすんなり送り出してくれたしめですが、午後面会の帰りは盛大にぐずりました。
お菓子や幼児雑誌、シャボン玉などいろいろな好きな物で釣りましたが効果は無く、最後は叫びながらエレベーターに消えていくという結末を迎えました。
なかなかハードな初日でした。
入院4日目 1日ぶりの再会
9日間の入院生活で、3日目だけしめは面会に来ませんでした。
入院4日目。中1日ぶりに会ったしめに、びっくり。
そして開口一番にしめはこう言いました。
ママ、一緒に公園に行こう?と。
中1日ぶりの再会からのこれには涙ちょちょ切れました。
今までしめとは1日も離れたことがなかったので、中1日ぶりの再会というのは私の涙腺をかなり弱くしました。
お菓子を食べる姿や、母乳をあげている様子を見つめる姿、お買い物ごっこをする姿にいちいちウルウルしてしまうのです。
しめも1日会えなかったことが寂しかったようで、いつもよりボディタッチが多めでした。
この雰囲気から、帰りに荒れることは容易に想像がつきました。
しめばばと
タイミングが勝負だな…
とアイコンタクトをしたその刹那
しめじじの突然の帰る発言に
「んーん。しない。ままといっしょ」
「しない!」
「ままいっしょ」
(ママと一緒にいる。帰らない!)
と当然ぐずり始めました。
しかし、ぐずるもののこの日は泣きませんでした。
エレベーターまで見送りましたが、全く泣かず。
その姿が切なくて、見送った後、部屋で私はオイオイ泣いてしまいました。
そして、夕飯を運んできてくれたおばちゃんに励ましてもらいました。
この光景、どこかで見たな。↓
2人目の出産。選択的帝王切開入院日の午後 その2…長女と穏やかにバイバイしたい…! - ゆきしめ成長記
すんなり帰る時
ぐずる日もあれば、すんなり帰る日もありました。
すんなり帰った日の様子もお伝えします。
入院2日目 次女なっつ誕生日
帝王切開後、家族と赤ちゃんの初対面。初めての授乳は産まれた当日でした。 - ゆきしめ成長記
次女のなっつが誕生した日、なっつとの面会を果たしたしめは、前日の大ぐずりが嘘だったかのようにすんなり帰りました。
入院3日目 ごきげん一人あそび
次女なっつ誕生翌日の面会日。
なっつを初めて抱っこしたしめは、満足げに1時間ほどお買い物ごっこをしていました。
(ベビーカーの収納スペースにいろいろ詰め込む遊び)
そして、ひとしきりお買い物ごっこをすると…
自分でベビーカーに乗り込み…
ガチャガチャしてくるね!バイバイ!
と笑顔で去って行きました。
入院7日目 しめ母誕生日
午前中、しめ父とたっぷり遊んできたしめは、新品のおもちゃを抱えて登場しました。
もう視線はおもちゃに釘付け。
おもちゃをいじり倒していました。
誕生日ケーキを食べて、しばらくすると
と言って、あっさり帰って行きました。
入院8日目 退院前日
午前中公園で目いっぱい遊んだしめ父としめは、むわっとしていました。
お腹が空いたのか、おにぎりとサンドイッチと昨日の残りのケーキを食べると…
歌いながらベビーカーに乗って
歌いながらあっさり帰って行きました。
5日目、6日目は記録にないのですがおそらくガチャガチャで釣って、すんなり帰ったのだと思います。
ぐずる時とすんなり帰る時の考察とコツ
すんなり帰ってくれるのは少し寂しいですが
、本当に助かりますね。
今になって考えると、ぐずる時とすんなり帰る時は以下のような状況であったことがわかります。
ぐずる時
- 大人の気持ちが乱れている
- 物で釣ろうと必死になる
- 突然帰らされる
- 前回の面会から日が空いた
- 面会に満足感が無い
- 体力が有り余っている
すんなり帰る時
- 面会前に充分遊んで満足している
- 面会中に充分遊んで満足している
- 面会後に楽しみがある
- 機嫌が良い
- 親の気持ちが穏やか
- 父親がいる
- 眠い
- お見舞いに慣れた
突然帰ることになったり、まだ居たいのに帰らされるのは大人でも名残惜しいものです。
また、大人たちがあたふたすればするほど、しめは敏感に感じ取り、ぐずりがひどくなったようにも思えます。
ぐずってからでは好きな物で釣るのも、あまり効果がありませんでした。
面会後にすんなり帰ってもらうためのコツとしては、以下のことが言えます。
- 前もって帰るタイミングを伝えておく(おかあさんといっしょ見終わったら帰ろうね~、ママの夕飯が来たら帰ろうね~、この遊びが終わったら帰ろうね~ など)
- 面会前にものすごく遊んでおく
- 面会中にものすごく満足感させる
- ぐずる前にタイミングを見て物で釣る
- 帰ってからビデオ通話する
- 入院前に赤ちゃんと必ず帰る旨を伝えておく
- 大人はどーんと構えておく
人それぞれではありますが、ひとたびぐずってしまうとお終いなので、すんなり帰ってもらうためにはぐずる前の先手の根回しが重要だと思いました。
会う?会わない?入院中の上のこ子との接し方いろいろ
第二子以降を出産した友達に、上の子の面会について聞いたところ、各家庭の事情によって様々な接し方がありました。
代表的なのが以下の接し方です。
・出来るだけ来てもらう
我が家と一緒のパターンですね。
預け先から病院が近い場合や、上の子が聞き分けが出来る場合、ママが寂しい場合など理由は様々でした。
・パパがいる日だけ来てもらう
理由としては、上の子の面倒を見てくれている人が高齢の場合や、病院が遠い場合などが多かったです。
・全く来させない
パパがいる日だけと同じ理由であったり、上の子がまだ聞き分けが出来ない場合に割り切ってこの選択をしていた方もいました。
・一緒に入院する
上の子を預かってもらえる環境が無い場合は、一緒に過ごせる病院で出産する必要がありますね。
面会には来てもらうのがおすすめ。でも、その子の性格次第
我が家は上の子にできるだけ来てもらうようにしたことで、帰る際にぐずられて可哀想に思ったり、切なくて大変な思いをしたこともありました。
それでも入院中しめに面会に来てもらえて本当によかったと思っています。
子供の顔を見ると元気が出ますし、しめも小さな次女を毎日見ることで、愛情が増したように思えました。
また、私の留守中に他の家族との絆が強くなったような気もします。
とは言いましても、これは我が家の環境としめの性格を考慮してのお話しです。
子供の性格をわかっているのは、いつも一緒にいる家族のはずです。
上の子の面会について悩まれている場合は、まずその子の性格と気持ちに寄り添って家族と相談しながら決められるといいと思いました。
本日も最後まで お付き合いありがとうございました!