1歳になると、「そろそろ乳離れ」という気持ちになりますね。
離乳食をもりもり食べていたり、離乳食を食べなかったり、授乳がしんどくなったり、下の子ができたり、復職したり…と理由はさまざまだと思います。
自分から乳離れしてくれたらとてもありがたいですが、そう簡単には行かないもの。
乳離れにはいろいろな方法がありますが、今回は、「言い聞かせてスケジュールを決めて断乳する方法」で断乳した記録と、失敗した理由をお伝えします。
断乳方法に迷っている人や、そろそろ断乳を考えている人のお役に立てれば嬉しいです!
断乳のタイミングはいつ?
断乳のタイミング、最初の子どもの場合とっっっても迷うと思います。
一般的な判断基準としては、次のことが挙げられます。
・食事から栄養がとれているか?
食事から栄養がとれていれば、躊躇なく断乳に踏み切れると思いますが、逆に食事を拒否するタイプの場合にも断乳を決意することがあります。
断乳すればお腹がすくし、ごはんを食べるようになる!と思うためです。
我が家の長女しめは、断乳しても食事量は増えず。しかし、栄養状態は良好。
結局5歳まで食は細いままでした。
私が座っていると登ってきておっぱいを求めますし、立っていても足元でおっぱいを星がりますし、寝転べば服をまくり上げて吸い付いてきますし…。
一日何回授乳してるのか、数える方が大変なほどでした。
おそらく、「授乳がしんどい」というストレスもあったのだと思います。
ほとんど食事せず、母乳をたっぷり飲むしめ。
思うように授乳 できないとお腹がすいてぐずぐずでした。
本当に大変でした。
・体調はいい?
風邪をひいていたり、お腹を壊したりしていると、食事がままならないこともあり、おっぱいに頼りがちになります。
このため、風邪をひきやすい冬は避けた方が無難です。
断乳を決意したら、体調管理も大切になってきます。
私たちの言い聞かせ断乳は、この体調管理を怠ったことでしめが手足口病になり、やむを得ず失敗したのでした。
言い聞かせてスケジュールを決めて断乳する方法とは?
言い聞かせ、スケジュールを決めて断乳する方法をお伝えします。
授乳がしんどくて、親子共に悪循環に陥ってしまったことから、断乳えを決意した私。
方法としては、次のように行います。
・1ヶ月くらい先に断乳日を決める
・その日に向かって1日1回以上「この日に断乳する」という語りかけをする(言い聞かせですね)
・目標日に向けて徐々に授乳回数を減らす
・決行日以降は授乳をしない
決行日以降も回数を減らすのであれば授乳してもOKという見解もありますが、
我が家の場合はご馳走を用意して卒乳をお祝いし、スッパリ止めることにしました。
相当泣くことになると予想されたので、事前に夫婦で気持ちをひとつにしておくことも大切です。
「おっぱいばいばい」の語りかけのきっかけになるように、
毎日カレンダーにシールを貼ることにしました。
⬆カレンダー下に固定したこの封筒の中にシールが入っています。
しめも、シールを貼るのを楽しみにしてくれて、毎日のシールタイムは本当にいい語り掛けのきっかけになりました。
1週間ほど続けると、自ら「まんま」「ばいばい」と口にするようになりました。
これにはお母さん感動。
毎日の授乳は相変わらず辛いものでした。
それでも、カウントダウンをすることで終わりが見えましたで、歯を食いしばりながら授乳を続けておりました。
そんなある日のこと、しめが体調を崩していまいました。
手足口病では、口の中が痛いようで以前にも増して食事を一切拒否!!!
そのため、食事も母乳に完全依存し、それを察したのか母乳さんも完全復活。
授乳も以前のように苦痛ではなくなりました。
その間も断乳カウントダウンは続けていましたので、残り日数は10日になっていました。
思い出されたのは初めて授乳した瞬間や、楽しかったおっぱいライフのこと。
おっぱいを飲んでいる子どもの顔って本当に可愛いんですよね。
ここで心がぽっきり折れる音がしました。
うーん意思が弱い!
この後、しめにも断乳中止の旨を伝えました。
わかっていたような、わかっていなかったような、そんな反応でした。
すみません。結局そんなこんなで言い聞かせ断乳は失敗してしまったのでした。
断乳に失敗。そこで学んだこともある
今回の断乳で失敗したことで、学んだこともありました。
自然に卒乳を待つ心構え
そもそも授乳が好きだった私は、順調に母乳が出てくれれば自然な卒乳を待つつもりでした。
今回は母乳が復活してくれたこともあり、改めて自然に卒乳する心構えができたのでした。
(結局この3ヶ月後に2人目を妊娠して再び断乳チャレンジをすることになるのですが・・・・)
断乳は強い意志が必要!中途半端な心構えではできない
断乳は本当に大変なことです。
1歳以上の子のおっぱいに対するソレは、まさに執着。中毒。精神安定剤。
親もおっぱいに頼っている面があると思います。
そんなものを突然すっぱり止めるのは本当に大変。
中途半端な意思や思い付きではできません。
できた人は本当にすごい!
体調管理の大切さ
なにかを成し遂げようとする時、体調管理は欠かせませんね。
まして、断乳という一大プロジェクトを成しえようものなら、元気でいないと不可能です。
体調不良というイレギュラーは避けたいものです。
しめのシール貼り技術向上
シールをカレンダーに貼る方法を試したことで、しめのシール貼り技術は格段に向上しました。
シール貼りは、手指の発達にとてもいい影響を与えます。
継続は力なりです。
今回はしめの病気によって母乳が復活し、再びおっぱいライフを続ける事ができましたが、病気をしなかったらこのタイミングで断乳は決行できたと思います。
(たぶんね!)
私は優柔不断なので、強い意志を持つことが必要な断乳は余程の理由がないと無理だと言うことを改めて知りました。
1日ですっぱり止められた!という猛者の言葉を聞くこともありますが、本当にすごいと思います。
結局、しめは1才11ヶ月に1週間かけて断乳することになります。
その様子については、こちらの記事をご確認ください。