ゆきしめ成長記

育児・家づくり・いろいろなことを漫画や文章や写真で綴るブログです。

陣痛促進剤が効かない。帝王切開手術の決断と手術の様子漫画【長女しめ誕生!】

ダイラパン、オキシトシン、プロスタグランジン…あらゆる陣痛促進(誘発)措置を受けても、陣痛が強まらず、帝王切開を選択する場合があります。
 
自然分娩を望んで入院したとしても、一番大切なのは母子ともに健康に出産を乗り越えることです。
帝王切開にするか、促進措置を続けてもらうかはとても難しい選択です。
とても勇気がいることだと思います。
 
母子ともに健康であることが最善の選択なのですよね。
私は、迷った上で誘発入院5日目、帝王切開の選択をしました。
妊娠42週目に入った日のことでした。
今回は、陣痛促進入院をして、あらゆる措置を受けても産気づくことができなかった上で、緊急帝王切開を受けた際の様子をお伝えします。
 
同じ境遇で悩まれている方や、不安に思われている方のお役に立てれば幸いです!
 
 

入院5日目。帝王切開手術の説明を受け、決断する!

これまでの様子は、こちらからご確認ください。 planterplantan.hatenablog.com

 帝王切開手術の説明だけでも…と思い、先生を読んで説明を受けることになりました。


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帝王切開で出産するとは全く考えてもいなかったので、この時点での知識はかなり乏しく、前もって勉強しておけばよかった。と検索しながら反省しておりました。
(たまごクラブの帝王切開特集も飛ばして読んでいました。)
 

決断をすると、帝王切開手術の準備があわただしく始まります!

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バリカンさばきが巧みでして、毛が飛び散らないように上手に刈ってくださいました)
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この小さいバッグについて
「こうしておいてよかった!」と思ったことをご紹介します。
 

○携帯電話のロックを解除しておいた

助産師さんが生まれたての娘の写真を撮影しておいてくれました。
とてもロック解除の方法を説明できる状況ではありませんから、予め操作できるようにしておいてよかった!と思いました。
 

○ビデオカメラを家族に渡しておいた

娘は私より先に手術室を出まして、家族と対面をしておりました。その際の映像を後々ビデオカメラの映像によって見ることができました。
 

○術後わかりやすい場所に置いておいた

(貴重品が入っているのでどうなの?!ですが)
このバッグ、術中は母が持っていてくれたのですが術後は私のベッドの柵にぶら下がった状態でありました。
身体が動かない時に助産師さんたちが気を使って
「カメラどこ?」
とバッグからカメラを出して娘の様子を撮影しておいてくれました。
(写真のことばっかり……!でも、生まれたての姿って貴重ですよね)
 
それから、のどが渇いたときも
「このバッグに入っています」
で通じたので助かりました。
 
なにせしばらく身体が動きませんから、
よく使うものをわかりやすいように整理しておいてよかったなあと思いました!
 
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描き忘れていたのですが、
実は内診後にプリンをひとつ食べていました。(おいしかったです)
予定帝王切開を受ける方は前日の晩から絶食するようで、先生からは
「胃にプリンがある状態なので麻酔で吐き気を催すかも」
と言われました。
緊張と仰向け移動でこの時点で吐きそうでしたから、術中はきっと嘔吐してしまうのだろうな……と思っていました。
 
 
それから、結婚指輪を抜くように言われていたのですが浮腫で抜けなくなっておりました。
助産師さんに相談したところ
とりあえずそのままでOK
とのことだったのでそのまま手術室へ入りましたが、万が一電気ショックを使う事態になるとその部分にやけどをしてしまうので危険です。
次回から指輪やアクセサリーは妊娠がわかった時点で外すようにしようと思いました。
 
 
緊張と、仰向け移動で吐きそうになりながらも私はついに手術室の前室へ入ったのでした。
 

いよいよ手術室へ。帝王切開手術がはじまるまでの様子

 

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※私の手術は予定帝王切開ではないため、一応「緊急帝王切開手術」という名称がつけられました。
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※緊急時には指輪を切断するか、そのまま行われるそうです。
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いよいよ手術開始!そして、出産。

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手術中は、この麻酔を打つときが一番痛かったです。

今思い出しても吐きそうになるくらい怖いです。

ここを乗り越えればあとは頑張って呼吸を整えて、身を任せるのみ!


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※あの絵(ご参考)
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※術中のお腹の感覚は、例えるなら
痛みのないとっても激しい胎動
もしくは
とても激しく腸がうごめいている感じです。
気持ち悪さなどは全くありませんでした。
(緊張の連続で吐きそうにはなっていましたが)
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※看護師さんお二方は主に頭の横に立っていて、手術には参加していませんでした。
おそらく血圧などの確認をしていてくれたのだと思います。
こちらとしては意識があるので、話しかけていてくれて本当に助かりました。
(このお二方がいなかったらきっと嘔吐していたと思います。)
 
そして、偶然にも掛かっていたエレクトリカルパレードは私がディズニーランドで購入したCDのものと同じでして、通勤の際などよく聞いていたので耳に馴染みがあり本当にいくらかリラックスできました。
BGMって大切ですね。
 
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陣痛室に5日間入院していて、7人ほどの赤ちゃんの産声を聞くことができましたが、
娘の産声はずば抜けてかわいく、世界一かわいい声だと心から思いました。
 
この時の娘は、胎脂がたくさんついていてとても真っ白でした。
肩と胸を大きくふくらませて力いっぱい泣いている姿は鮮明に思い出すことができます。
その自然な営みがなんとも感動的でありました。
 
首から上しか動かせなかったので、頬ずりが精一杯のスキンシップでした。
意外にも冷たくペとペとしていて、触れた箇所には何か濡れた感触が残りましたが、すぐに拭き取られてしまいました。
 
ちなみに、エレクトリカルパレードは2週目のトイストーリーの部分で産まれました。
(ウッディーとジェシーが会話しているところ)
ジェシーのように明るく思いやりのある子に育ってくれたらと思っています。
 
 

ちなみに帝王切開で出産した際の費用

私の場合は病院へ10万円+手当金42万円預けておりまして、最終的に6万円おつりがきました。
また、個人で医療保険にも加入していたため、そこからもお見舞い金が頂けて大変助かりました。
 
 
もし、出産を控えられている方が読んでくださっていましたら一言。
帝王切開の出産は誰にでも起こりうることだと思います。
ぜひ、あらゆるケースを想定して、帝王切開のことも知っておくと安心ですよ。
 
最後までお読みいただきありがとうございました!