【ねぼけ人生】読んでおいて本当に良かった
先日、水木しげるさんがお亡くなりになりました。
学生時代、母に進められ
水木しげるさんのねぼけ人生を読みました。
幼少期から売れっ子漫画家になるまでの半生を綴られた小説です。
私の読破できた数少ない小説です。笑
この本を読む限り水木しげるさんの半生は悲しいこと、大変なことばかりだったことがわかります。
大変なことも、兵役や極貧など生死に関わることばかり。
戦地ではラバウルで決死戦へ入れられ、片手も失います。
それでもこの本は面白おかしいのです。
近所ですごくお世話になったお婆さんが亡くなっても
「ばばあが死んだ」
だけ。
あっさり書き上げておられます。
どんなことでも楽観的に、辛いことも面白おかしく笑い飛ばせたらステキな人生になるんでしょう。(いや、笑い飛ばし過ぎは禁物ですが、適度にね)
水木しげるさんが経験された苦労にはきっと耐えられない私ですが、少しでもその姿勢を真似できるような大きな器を持った人間になりたいと思います。
多感な十代の頃に、この小説に出会えたことを心から感謝しています。
水木しげるさん、どうか安らかに。
ご冥福をお祈りします。
水木しげるさんのご冥福を祈り。 - ちょっとガン再発闘病・姑と同居それでも手作りハッピーブログ
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