子連れでお出かけ!千葉の笠森観音は見所がたくさん!四方懸け造りは必見
子連れの旅行は、どこへ行こうか迷ってしまうものですが
1才を過ぎると生活リズムも安定して、スケジュールが組みやすくなりますよね。
自分の足で歩きますし、一緒に旅を楽しんでいる感覚が共有できるようになりますし、家族にとっていい思い出になる旅行ができることと思います。
私たちも、初夏の晴れた日に千葉へ小旅行して参りました。
本日はその様子をお知らせ致します。
子連れでも見所たくさん。パワースポットの笠森観音
宿泊したのは、千葉県茂原市某所にあります親戚の住む田舎ですが、途中笠森観音というお寺さんへ立ち寄りました。
ばば「テレビでもやってたんだよ」
ひいばば「私なんか観音巡りで~うんぬん何回か~うんぬん」
ばばたちきっての願いで立ち寄った観光スポットだったので
私としては
こんな気持ちだったのですが…
すごいお寺だったので紹介させてもらいます。
気持ちの良い森の中の階段を一生懸命上ります。
しめはじじにおんぶしてもらう。
山の頂上に立派な門と、
観音堂がありました。
境内で石を拾うしめ。
お寺やお墓は石だらけなので、石好きのしめには夢のような世界のようです。
その後ろにそびえるのが
国指定重要文化財の笠森寺観音堂です。
奈良時代から続く歴史の深いお寺です。
崖などの斜面に張りだしている
『懸け造り』
の建築に分類されるそうなのですが、
こちらの観音堂は
『四方懸け造り』
なので巨大な岩の上にポツンと(ドーンと)建てられている日本唯一の建築物だそうです。
山の頂上の、更に岩の上。
空に近づくために昔の人はここまでしたのでしょうか。
「こういうのをパワースポットって言うんだろうな」
と
この並々ならぬ思いや歴史の詰まった建築に私はパワーを感じずにいられませんでした。
柱の根元は
こんな感じです。
現在は金物で固定してあります、
建築当時はどうなっていたかを考えると
胸が熱くなりました。
とても急な階段を登りきると、
360度回廊の観音堂へたどり着きます。
しめも回廊からの眺めにうっとり
というか大喜びで、
高所+1歳児の早歩きにハラハラして
まともに見学できませんでした。
またゆっくり見に行きたいです。
鐘をつくしめじじ。
しめは「ヒィイ!」と怖がっていました。
くぐれば子宝に恵まれる
という木の穴をくぐってきました。
しめは丈夫に育ってくれるように願をこめて。
安産や子育ての祈願に来られている方も多いようでした。
(ちなみに、この後すぐ次女を妊娠しました。笑)
観光スポットとして充分に見応えのある
素晴らしいお寺でした。
服装はズボンや動きやすい格好で行かれることと、1歳児と行く際は体力に自信のある方のみ行かれることをおすすめします!
そして、千葉の親戚の田舎へ…
親戚の家に入って早速
と何かを嫌がるしめ。
その視線の先には
私の従兄弟が保育園で手がけた犬のお面がありました。
あまりに怖がるので、滞在中は裏返しておくことにしました。
野菜畑では、ジャガイモやキュウリやナスやトマトが収穫の時期を迎えておりました。
初めてのジャガイモ掘りでは、
何やら土いじりを熱心に行っておりましたが
ふと我に返り
土の付いた自らの手や服を見て
と叫んでいました。
しめよ、そこまでイヤか!
汚れ慣れしていないしめにとって
これは貴重な体験になったと思います。
夜は田んぼへホタル観賞へも行ったのですが
虫の苦手なしめは
「イヤ!」
と一蹴りするだけでした。
ホタルはまだ早かったか!
親戚の家では猫2匹と犬1匹が暮らしているのですが、
滞在中しめは猫と犬を見かけるたびに
といちいち反応しておりました。
おそらく、しめの人生で
「あっわんわん」
を1番口にした2日間になったと思います。
田舎で過ごしたのは2日間でしたが
ここがもし私の実家で、私が世帯主だったら仕事を辞めてここで農業をして暮らすだろうな。
と思うほど魅力的でした。
子供のいなかった時は
「近所にコンビニも駅も食事するところも遊ぶところもない所なんて絶対に住みたくない!」
と魅力を感じなかったのですが。
しめのキラキラした目や、
のびのびと遊ぶ姿や、
自然に慣れていく姿を見て
「あー、こんな所で子育てできたらステキなんだろうな」
と思いました。
子供がいるといないとで、
こんなに気持ちが変わってしまうものなのですね。
新居が完成したら、
とりあえず子供に土汚れ耐性をつけさせるためにも
家庭菜園にチャレンジしてみたいと思います。
親子共に貴重な体験ができた
小旅行でした。
本日も最後までお付き合いくださいましてありがとうございました!
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